シン・(3匹の)コブタ~コスパのいいレンガの家 施工方法比較~
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レンガの特徴や積み方

建築材料として、レンガを使う魅力とは?

子供や家族のため、自然素材の家を建てたいという人はかなり多いが、その中の大多数が自然素材の家といえば木の家を考えるでしょう。実は、レンガも自然素材の一つです。レンガを使う魅力は、やはり自然素材で作られているという点にあります。木に比べると耐久性、耐水性などが高いなど性能面に優れていることも魅力の一つです。

建築材としてのレンガの特性

耐熱性

レンガは釜や薪ストーブに使われていることからも分かるように、耐熱性能の高い素材です。そもそもレンガは1,000度以上の高温で焼かれて作られるものなので、耐熱性能が高いのは当たり前ですね。また、ピザ窯などもそうですが室内でも使えること、それは断熱性の高さも持っているから。つまりレンガの家は火事に強く、内部からの出火の場合は延焼を防ぎ、外部からの火の進入も極力拒んでくれます。

耐久性

在来工法で建てられた家の寿命は30年程度と言われています。もちろんメンテナンスをすることによって、品質を維持することは可能です。一方、レンガの寿命は100年以上と言われています。ヨーロッパには大昔に建てられたレンガ造りの建築物が無数にありますが、それはレンガの耐久性能によるものです。その上、木の家ならば必要な定期的なメンテナンスの間隔も、レンガであれば50年ごとと、間隔が大きくなります。ほとんどメンテナンスの必要がないのです。

低吸水性

レンガは他の建築素材と比べて、吸水性がとても低いことでも知られています。ビルなどに使われているコンクリートよりもレンガは吸水率低いため、湿気にかなり強い素材として活用できるのが魅力です。

レンガの積み方で印象も変えられる

レンガの家というと、どれも同じ積み方をしていると思っている、あるいは積み方などに注目したことがないという人もいるのではないでしょうか。しかし、レンガの家は単純に一定の規則でレンガを積み上げて作られているわけではありません。レンガの積み方は複数あり、それぞれに特徴を持っています。また、どの積み方にも必ず言えることは縦方向の目地が決して一直線に並ぶことがないようになっていること。一直線にしないことで、強度を保てるようにしています。

イギリス積み

レンガは長方体なのはご存知かと思いますが、長いほうの面(長手)と短いほうの面(小口)を一段ごとに交互に積んでいくのがイギリス積みです。後述するフランス積みと比べると強度が高く、使うレンガの数も少なくて済みます。コスト的にも積み上げる時間を見ても、効率がいい積み方と言える方法です。

フランス積み

正確にはフランドル積みと言います。1段に長いほうの面(長手)と短いほうの面(小口)を交互に組み合わせて積んでいく積み方です。フランドル積みの特徴であるその細やかな見た目の美しさは最もレンガらしい積み方と言われています。反面、イギリス積みと比べると使うレンガの数が多く、積むのも時間がかかり強度面でも劣ると言われているのがデメリットです。

フランス積みを選ぶ際は、どのようにして強度を保つか業者と相談して決めるのが良いでしょう。

小口積み

短いほうの面(小口)のみを正面にして積んでいく積み方で、ドイツ積みとも言われています。もちろん目地が縦方向に一直線にならないよう、ジグザグに積んでいくのは他の積み方と変わりません。この小口積みは曲面を作るのにも向いている積み方で、円筒形に組むこともできるので井戸を造る際にも多く採用されています。

長手積み

長いほうの面(長手)だけを正面に向けて積んでいく積み方です。特徴は小口積みに比べて、長い方の面を表に向けるため壁としての厚みが薄いということ。その点で強度は劣ります。

アメリカ積み

5~7段ほどを長いほうの面(長手)を表にした長手積みをし、1段のみ短いほうの面(小口)を表にした小口積みを挟む。そこからまた長手積みをしていく方法がアメリカ積みです。

レンガ以外の建築材料の特徴とは?

レンガ以外の建築材料の特徴をまとめました。レンガと比較してみてどれが自分や家族のスタイルに合うか、じっくり考えてみるのも良いでしょう。

木材の建築材料としての特性

日本人にとって木の家は日本人の心そのもの。昔から使われてきたのには理由があります。まず、木材は湿気を調節してくれる性能がポイントです。これはわりかし湿度の高い日本で使う建築材料として最適と言えます。また、木材は加工がしやすいのが最大の特徴です。それは工法により制限こそありますが、基本は木の家ならばあなたの理想に限りなく近いデザインの家を建てることができます。日本は土地の面積や形に制限があることが多く、それに合わせた家を建てるにも木の家が最適なのです。

木材の特徴に関して詳しくはこちら

セメントの建築材料としての特性

セメントはコンクリートを作るための材料のひとつ。一般の住宅ではコンクリートで作られているものはそれほど多くはありませんが、ビルやマンションなどの建築には欠かせない材料です。使い方は型を作り、そこに流し込み乾燥させます。

コンクリートの特性は圧縮の力に強いことです。しかし、逆に引っ張る力と粘る力には弱いという弱点があります。地震などの力が加われば、すぐに粘れず割れてしまうのがデメリットです。これを防ぐために鉄筋コンクリートというものが生まれました。鉄筋コンクリートなら粘る力も引っ張る力にも強く、コンクリートの欠点をカバーできます。

セメントの特徴に関して詳しくはこちら

石材の建築材料としての特性

海外では一般的な石造りの家。しかし、日本では建築基準法の耐震性能に引っかかってしまうということもあり普及はしていません。玄関など一部に使うことはありますが、家全体に使うというのは難しいでしょう。

石材の特性は強度、耐久性、耐火性、耐熱性が高いこと。これだけだと完璧な建築素材じゃないかと思われるかもしれませんが、デメリットが大きいのもまた石材の特徴です。それは重いので運搬が大変だということ。そして石はその強度からとても硬く、加工が大変なことがデメリットです。このことから、日本の家で石材を積み上げて建てることはとても珍しいと言えます。

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