中国地方でレンガの家を建てる
中国地方の岡山県・山口県・島根県・鳥取県は温暖な気候が特徴的ですが、冬になると地域によっては寒さが厳しくなり、積雪が多くなる地域もあります。日本の南に位置しているものの、意外と冬は寒くなるという声をよく聞きます。
家づくりをする際は、冬の寒さや積雪にも耐えられる、性能の高い外壁材を検討しましょう。レンガは頑丈で断熱性が高く、中国地方の各県の家づくりにおすすめです。
岡山県の特徴とレンガの家
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3つの地域の気候特性
岡山県は、島々と平野部からなる瀬戸内側、吉備高原と盆地を中心とした内陸部、中国山地の3つに大別されます。これらの地形や地理的条件がそれぞれの気候特性として現れています。
①瀬戸内側
温暖で、降水量は年間を通して少なく、年間降水量は1,000~1,300mmです。
②内陸部
瀬戸内側に比べて気温はやや低く、年間降水量は1,300~1,500mmとやや多いです。
③中国山地
気温はかなり低く、年間降水量は1,600~2,000mmで、冬季の降水量が多いです。 勝英地域には、広戸風 という特殊な風が吹くことがあります。
引用元:岡山地方気象台:岡山県の気象解説
岡山県は晴れの国と呼ばれていて、基本的には気候が温暖で災害も少ないのですが、中国山地側は冬の気温が低くなり、積雪も見られます。
その分四季を通じてさまざまなスポーツ・レジャーを楽しむことができるでしょう。
コストがかからないレンガの家
家を建てると、外壁の劣化具合を見ながら定期的なメンテナンスを必要とする外壁材も多いですが、レンガを使用した場合はメンテナンスをする必要がありません。塗り替えや補修などの費用がかからない分、メンテナンスコストが削減できます。
また、断熱性や遮熱性に優れている分、冷暖房のランニングコストの軽減も可能です。
岡山県の家づくりでも、メンテナンスコストやランニングコストの軽減は非常にメリットが大きいでしょう。
山口県の特徴とレンガの家
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気候は北部と南部で異なる傾向
中国山地を境に、日本海に面している北部と瀬戸内海に面する南部では気候に違いが現れますが、海流や海風で県の大半は温暖です。
ただし、日本海側では積雪量も多くなることから、厳しい寒さに備える対策が必要です。
レンガは雪の影響を受けにくい
積雪が多い地域では、雪の重みや水分が家の劣化を進める恐れがあるため、雪対策をしっかりと行う必要があります。
レンガは雪の重みや水分による劣化がないため、ある程度の雪対策さえしていれば安心して冬を迎えられます。
また温暖な地域であっても雨風による劣化は起こりますが、耐久性が高いレンガを使用すると、メンテナンスフリーで長くよい状態が維持できるでしょう。
島根県の特徴とレンガの家
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島根県は基本的に春夏は地域差がないものの、冬になると地域差が出やすく、積雪が多くなる地域もあります。特に東部は寒さが厳しくなり、さらに山間部は積雪が多いだけでなく、梅雨の時期に集中豪雨に見舞われることがあります。
どんな災害にも負けない、強いレンガの家
島根県で集中豪雨や積雪量が多い時期は、災害による影響が心配です。レンガは頑丈で劣化しづらいため、積雪が多い時、雨による影響を受けそうなときでも安心でしょう。
また、劣化しづらいことでメンテナンスコストも軽減でき、長い目でみるととても経済的な外壁材です。
鳥取県の特徴とレンガの家
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四季の移り変わりがはっきりしている
気候は比較的温暖で、春から秋は好天が多く、冬には降雪もあるなど、四季の移り変わりは鮮やかです。また、台風などの自然災害が少なく、気候条件に恵まれています。
鳥取は四季が豊かな県として有名です。気温は、夏は暑く、冬は寒い……というまさに季節に応じた変化をします。
また、日本の南に位置している県ですが、冬になると雪が降ります。場所によっては1m近く積雪することもあるため、四季の移り変わりに伴う対策が必要です。
四季の変化に対応できる家づくりならレンガの家
鳥取県のように、四季の変化がしっかりと感じられる地域にこそ、レンガの家はおすすめです。夏は暑く、冬は寒い気候の地域でも、断熱性が高いレンガの家なら夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
また、冬の積雪にも耐えられる頑丈さと、水分による影響を受けづらい構造で、劣化の心配もありません。
四季折々をしっかりと感じながらも家の中で快適に過ごすために、レンガの家をおすすめします。
中国地方の気候の変化にはレンガが適している
中国地方にある各県は、比較的温暖であると同時に、冬になると寒さが厳しくなったり積雪があったりする地域もあるため、自然の変化に対応できる家づくりが必要です。
レンガの家は頑丈で自然災害にも強く、また劣化もしづらいことから、中国地方の各県で家を建てる際にぜひご検討ください。