北海道でレンガの家を建てる
趣が感じられる建築物によく使われているレンガは、温かみがあり自然な味わいがあると根強い人気があります。北欧ではレンガの家がとても多く、温かみのある風景はレンガの家が作り出している、といってもいいでしょう。
さまざまなメリットがある積みレンガの家ですが、寒さが厳しい北海道でレンガの家を建てる場合の魅力は、やはり蓄熱性の高さです。
寒さが厳しい中で、いかに快適に過ごせるかを工夫している住宅が多い北海道ですが、外に出るときはしっかり防寒する分、家の中では薄着で過ごしたい……という方も多いでしょう。
レンガの家なら、家の中では薄着でも快適に過ごせる、理想の住宅が建てられます。
北海道の特徴とレンガの家
について考える。
北海道全体の気候の特徴
北海道は夏は涼しく過ごしやすい日が多い反面、やはり冬は寒さが厳しく積雪も多い地域です。
面している海によっても天候が大きく左右されるため、家づくりをする前に、それぞれの地域別で天候の特徴を知っておく必要があるでしょう。
道北地域は冬が長く感じられる
旭川・富良野・稚内などの道北地域は、内陸部を中心に豪雪地帯として知られています。晴れの日が少なく、秋冬は曇りもしくは雪の日が続き、冬は長く感じられるでしょう。
ただし、夏は晴れた日も多く内陸部は盆地になっているため、真夏日になることもあります。1年を通じて気温の差が激しい地域です。
9月から気温が下がり始め、4月になってもまだ平均気温は6℃と寒さが残るため、体感温度としては6月ぐらいからようやく夏らしい陽気に変化します。
道央地域は降水量が少ない
札幌や小樽、苫小牧などの道央地域は、日本海と対馬海流の影響を受け、穏やかな天気が長く続く地域です。降水量が少ないのが特徴です。
夏でも30℃を超える日は少ないものの、暑さを感じることもあります。
道東地域は意外と降雪量が少ない
道東地域は、網走や帯広、釧路などがある地域です。道内でも涼しいと言われる地域ですが、季節風の影響を受けて意外と降雪量が少ないのが特徴です。
秋冬でも晴天が続くことも多いでしょう。ただし、12~3月までは氷点下の日が続くため、冬の厳しい寒さには覚悟が必要です。
道南地域は気温が高め
函館がある渡島半島の地域が道南地域と呼ばれています。本州に近く、湿った空気が入りやすいため降水量が多い地域です。湿度も高く、夏も汗ばむことがあります。また、冬でも気温が10℃を超える日があり、本州と同様の気温になる日も少なくありません。
厳しい寒さも乗り切れるレンガの家
北海道で家を建てる場合、重要なのはいかに寒さをしのぐことができるか、という点です。
レンガには、内側にたくさんの気泡があります。北海道の家ではよく使用されている二重窓と同じ原理になっており、耐熱性・蓄熱性に優れているため、寒さが厳しい北海道の各地域にもぴったりです。
外からの寒さを遮断して内側の熱を逃さない、レンガの家なら北海道の厳しい寒さも乗り越えられるでしょう。
日照時間が少なくても劣化が少ない
北海道は、地域によって日照時間は異なるものの、秋冬は降雪が多く晴れが少ない地域が多いです。外壁の種類によっては、日があまり当たらないとカビが生える、湿気でダメージを受けるといったデメリットがあります。
レンガにはカビが生えにくく雨風にも強いという特徴があるため、レンガの家は日照時間が少ない北海道でも劣化しづらく、メンテナンスコストもかかりません。
また、積みレンガの場合は下地や土台も傷みにくいため、外壁内部に水分が入り込んでも影響を受けづらいというメリットがあります。
レンガの家は、日照時間が少なく温度も上がりにくい北海道でも、安心して建てられる家です。
北海道の家は寒さ対策が重要
北海道での家づくりで重要なのは冬の寒さ対策です。どれだけ素敵な家でも、寒さが家の中に入り込んできて、家の中でも寒さを気にして過ごさなくてはいけない……という状況では、快適な家とはいえません。
蓄熱性があるレンガの家なら、外の寒さを感じず室内は快適です。寒さを気にせず過ごせる家づくりをお考えなら、外壁がレンガの注文住宅をおすすめします。