欧風の家
欧風といっても、北欧や南欧など、そのテイストにはいろいろな種類があります。しかし、ヨーロッパでは古代から石材が建材として使用されてきた歴史的背景から、欧風の家とレンガは切り離せません。重厚感のある外観が欧風の家の特徴です。
レンガで作った欧風の家の施工事例集
アイボリー色の優しい欧風の家
こちらは積みレンガにマレーシア産のレンガを用いた事例。アイボリー色を基調とした上で、シックな雰囲気のレンガを使用することで、落ち着いた雰囲気をより強調しています。
引用元:三陽ホーム
http://www.sanyohome.info/ivorymalaysia
オレンジレンガの3階建て
限られた敷地を活かす3階建てのお宅。バルコニーを含めオレンジレンガで統一した外壁と片流れ屋根の外観は、重厚感がありながら、遊び心も醸し出しているという雰囲気です。
引用元:レンガ積みの家ケンブリック
http://www.kenbrick.co.jp/case/case8.html
博物館や美術館のような佇まい
エントランス部分の2本柱と、外壁部分で、使用するレンガの色味を使い分けるという工夫。さらには立木の植え込みもレンガで円形に包み込むという、演出に凝った事例になります。
引用元;せらら工房
http://serara.jp/works/?p=3645/
南欧風と北欧風の家の違い
カラフルなタイル
南欧風は、赤やテラコッタ、茶といった暖かみのある色合いのタイルが使われるのが特徴です。一色で統一するだけではなく、二色のタイルを交互に組んだデザインも南欧風。対して北欧風は、シンプルなデザインが多いです。北欧では雪が多いため、メンテナンスのしやすさを重視して、デザインはシンプルになっています。自然の中にも調和するデザインです。
白や明るい色の外壁
南欧の夏は気温が高くなります。太陽の光を反射させ、室内をなるべく涼しく保つことができるようにしています。カラフルなタイルにも白い壁が似合います。白の他、淡いイエロー、ベージュ、ピンクなどの色合いも使われることがあります。明るい色の外壁は南欧風の特徴です。北欧の家は、ツートンカラーが特徴的。窓枠には白が採用されることが多いです。
レンガ・石造り
南欧風のエクステリアに多いのが、レンガや石づくりの組み合わせ。玄関アプローチや外構にレンガや石づくりが使用されます。レンガは断熱性や蓄熱性が高いことから、夏も冬も室内の気温を保つ役目を果たすのが魅力です。海からの潮風に耐える耐久性も備えています。
ウッド調のドア
木材を使用するのは南欧も北欧も共通した特徴です。ウッド長のドアを使用している住宅も少なくありません。木材は断熱性が高く、湿度が高ければ水分を吸収し、低いときには水分を放出するという調湿作用があります。夏も冬も快適に過ごせるのがウッド調ドアの魅力です。経年劣化も楽しみの一つ。深みのある雰囲気を楽しめるので、長く暮らす家に適しています。
アイアン製のフェンス
アイアン製のフェンスを外構に取り入れています。フェンス以外には、玄関や妻飾りなどにも使用されています。アイアン製のフェンスは、エレガントな雰囲気を創ることができ、おしゃれです。色は黒が定番。外壁とカラーを合わせることで統一感がでます。曲線タイプのアイアン製フェンスは可愛い雰囲気を演出することが可能です。
植物
ウッド調やレンガ、石づくりと相性がいいのが植物です。南欧風住宅には、植物がたくさん使われています。壁や窓の下にフラワーボックスを設置したり、玄関アプローチに花壇を配置したりして、ナチュラルな雰囲気に仕上げます。オリーブやレモン、ソテツ、ミモザ、ゼラニウム、ローズマリーなど南ヨーロッパの植物を飾るとより南欧風を演出できます。
アーチ型の外構・エクステリア
南欧風住宅の特徴的なデザインのひとつが「アーチ型」です。曲線を描いた玄関アプローチも南欧の雰囲気をぐっと引き上げます。アーチ型は優しい印象にもなり、植物との相性も抜群です。テラコッタなど暖色系のレンガを取り入れても、統一感のある外観に仕上げられます。