シン・(3匹の)コブタ~コスパのいいレンガの家 施工方法比較~
シン・(3匹の)コブタ~コスパのいいレンガの家 施工方法比較~ » 起・レンガの家を施工している注文住宅会社を探そう » 承・サイディングでレンガ風の家を建てよう

承・サイディングでレンガ風の家を建てよう

レンガ風サイディングのメリットや施工会社の紹介

本カテゴリーでは、レンガ風サイディングの家について、メリットとデメリット、事例、主な施工会社とその特徴などを取りまとめてご紹介していきたいと思います。

こちらでは長男が窯業系サイディングを取り上げていきます。サイディングとは予め板状に加工されている外壁材のこと。窯業系とは陶器のような焼き物という意味。そしてレンガ風サイディングとは、レンガのように目地の模様をつけたサイディングということになります。まずはそのメリットとデメリットからご紹介していきましょう。

レンガ風サイディングのメリットとデメリットとは?

メリット

レンガ風サイディングは積みレンガの家に比べると建材費や施工の手間賃が安く済むのが大きな魅力です。また、施工時間も短時間で済むので、完成を急いでいる場合にも向いているといえるでしょう。
更に、耐火性にも優れています。万が一、火事が発生してしまったり、周辺で火災が起きたときのことを考えると、耐火性に優れているものを選択したいですよね。

それから、本物のレンガではなかなか出せないような色合いを実現することも可能。レンガを検討してみたものの、いまいち理想とは違うと感じているのなら、レンガ風サイディングを検討したほうが自分の理想に近い形で塗装できる可能性があります。
積みレンガとどちらがいいか悩んでいる方は、それぞれを比べたり検討してみてはどうでしょうか。

デメリット

気をつけておかなければならないのが、定期的に塗装の塗り直しが必要になるということ。ただ、塗り直しのタイミングで別の色合いにすることもできるため、特にデメリットとは感じない方もいるようです。
メンテナンスをせずに住み続けている方もいますが、塗膜が剥がれてしまったり、シーリングが劣化した状態で住み続けた場合、そこから雨水が浸入してしまう可能性もあるので気をつけておかなければなりません。

適切な時期に目地のシーリング補修も行なうようにしましょう。それと、本物の積みレンガの家は断熱性や気密性、遮音性が高いメリットがありますが、レンガ風サイディングでは本物の積みレンガの家ほどの性能はないのもデメリットです。

レンガ風サイディングが劣化する理由

レンガ調のサイディングボードを採用することで、レンガを使っている訳ではないものの、「レンガの家のような雰囲気」を出せます。

費用面においてもレンガの家よりも安く済ませることができるなどメリットもありますが、本物のレンガとは異なり、劣化が避けられません。ボードの境目にあるコーキング材が割れたり細くなったり。サイディングボードそのものが欠けたり、あるいは割れたり反りが出てきたりします。塗膜が粉化するチョーキング現象、あるいはカビなど、本来のレンガにはない劣化が起こるのがデメリットです。

サイディングにはクリアー塗料が使われる

レンガ風サイディングボードを塗り替える際に、クリアー塗料を使用するケースが一般的です。色のついている一般的な塗料の場合、外壁の色が変わってしまいます。場合によってはサイディングボードのデザインを台無しにしてしまうことにもなりかねません。

クリアー塗料そのものは、着色力がないのがポイントです。透明かつコーティング的な意味合いが強いため、サイディングの色合いを邪魔せずに劣化を抑えられます。レンガの雰囲気を維持しやすくなるのがメリットです。

一方、レンガの家といえばメンテナンスの負担が軽い点が挙げられますが、レンガ風サイディングボードに関してはメンテナンスが必要となります。サイディングよりもシーリング材(隙間に充填して性能を保持する材料)や表面の塗装に劣化が現れるので、その点は覚えておきましょう。

レンガ風サイディングのメンテナンスについて

一般的にレンガ風サイディングは塗装から10年ほどで塗り直しが必要になるとされています。大きな理由は、パネルの継ぎ目を埋めているシーリングと呼ばれる部分が劣化するからです。
地域によっては更に短期間でシーリングが劣化することもあり、その場合は10年よりも短い周期でメンテナンスが必要になるので気をつけておかなければなりません。

シーリングさえ長持ちしてくれれば、それほどメンテナンスを頻繁に行なう必要はないので、耐候性の高いシーリング材を使用することも検討してみてはどうでしょうか。

ただ、先述したようにメンテナンスのタイミングで色合いを変えられるのもレンガ風サイディングの特徴なので、メンテナンスを楽しみにしている方もいるようです。

レンガ風サイディングの費用について

非常に人気の高いレンガ風サイディングではありますが、具体的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。窯業系のサイディングボードの場合、本物のレンガを積むのとは異なり、大きなボードを貼ることになります。

大体外壁面積100平方メートルとした場合にかかる費用は約550,000円~640,000円程度※1を1つの目安にしてみましょう。
ただ、実際に外装の工事をする際には他にも、さまざまな費用が発生することになるので、具体的にどれくらいの費用がかかるのかについては業者に問い合わせをしておいたほうが良いでしょう。詳細な見積もりをもらった上でレンガ風サイディングにするのか、その他の物にするのかよく検討しておいたほうがあとから後悔せずに済みます。

参照元:「ハピすむ」https://hapisumu.jp/wall-a293425/

レンガ風サイディングの事例

英国住宅風の分譲住宅

一見すると、本物のレンガと言われても、そう思ってしまいそうな仕上がり。装飾材などもこだわり抜いており、デザインが一層映えるように配慮しているそうです。

サイディングの施工事例01

引用元:黒澤建設
URL:http://www.kgrnet.com/co_kanko_voice/article/8d93795eb8640608bf57f784-156.html

モダンスタイルとレンガ調のコラボ

モダンスタイルの白基調の外壁に、アクセントとして玄関周りの一画を暖色系のレンガ風にするという遊び心が発揮されています。

サイディングの施工事例02

引用元:匠恵塾
URL:http://e-good-style.com/work/work53.html

茶褐色と暖色系の組み合わせ

正面玄関部分は茶褐色レンガ風、側面は暖色系の南欧風を彷彿とさせる2色づかいで独自性を発揮しています。

サイディングの施工事例03

引用元:田辺工務店
http://www.tanabe-koumuten.co.jp/new-built-house/20161003-sawano/640Resized/IMG_3055.pdf

レンガ風サイディングを手がける住宅会社をご紹介

奥建築設計事務所

横浜に所在し、RC造を得意としていますが、打ちっぱなしとレンガ風外観と組み合わせるといった事例も手がけています。

住所:神奈川県横浜市戸塚区矢部町1828-45

田辺工務店

木造住宅を専門とする藤沢市の地域密着型。外壁もモルタルなど様々に対応しており、もちろんレンガ風サイディングも含まれます。

住所:神奈川県藤沢市大庭6964

サンベストホーム

川口市の業者で、住宅、店舗、リフォームまで幅広く手がけています。外壁に窯業系サイディングを用いるパックプランも用意されています。

住所:埼玉県川口市前川2-5-1

エステート白馬

所沢市の業者で、3つのベースプランをもとにアレンジしていく方式。いずれも窯業系サイディングのレンガ風外壁とすることも、思いのままです。

住所:埼玉県所沢市東住吉12-23

建築工房 雅

注文住宅を専門とする川口市の業者で、ムク材など自然素材をこだわりとしている一方、レンガ風の外観にも対応しています。

住所:埼玉県川口市木曽呂939-2

匠恵塾

ローコスト住宅“いちごハウス” を手がける業者として知名度を高めており、レンガ風サイディングの外壁も、もちろん依頼可能。

住所:東京都品川区大井1-54-6 2F

黒澤建設

横浜市の業者で注文住宅や分譲住宅、賃貸物件などを手がけ、英国風など明確なデザインコンセプトが打ち出されています。

住所:神奈川県横浜市旭区四季美台6-1

クラフトホーム

東京都東久留米市の業者で2世帯住宅を得意としています。施主の希望によって、モルタル、漆喰、もちろんレンガ風サイディングも選べます。

住所:東京都東久留米市前沢4-4-2

望月工務店

山梨に根ざして半世紀以上という老舗の業者で無垢材や自然素材を用いた家がこだわり。レンガ風サイディングにも、もちろん対応しています。

住所:山梨県韮崎市大草町下條西割105-1

フリーダム

社名の通り完全自由設計をこだわりとする設計事務所で全国の工務店と提携。レンガ風サイディングの外壁を前提とした依頼もOK。

住所:東京都中央区日本橋久松町10-6 FT日本橋久松町ビル 5F

   
三兄弟が選んだ「積みレンガ」の家 エリア別おすすめ施工業者3選 施工事例と特徴をチェックする