レンガとヨーロッパ風の家
ヨーロッパ風といっても、北欧・南欧・チューダー風など、地域によってテイストが異なります。しかし、歴史的背景から、ヨーロッパ風の家とレンガは切り離せません。ここでは、様々なヨーロッパ風の家の施工事例を見ていきましょう。
レンガで作ったヨーロッパ風の家の施工事例集
アイボリーカラーのレンガで個性を発揮
こちらは、家のデザインや形状はオーソドックスながら、用いたレンガは定番の茶褐色ではなく、マレーシア産のアイボリーのカラー。和洋折衷ならぬ、北欧南欧折衷といったところでしょうか。
引用元:三陽ホーム
http://www.sanyohome.info/ivorymalaysia
モチーフはヨーロッパの街にあるアパート
こちらは3階建てレンガ積みの賃貸併用住宅の事例。ヨーロッパの街角で見かけるような、古き良き時代のアパートメントをモチーフとしており、入居者の方々からも好評を得ているそうです。
引用元:レンガ積みの家ケンブリック
http://www.kenbrick.co.jp/case/case5.html
白いお城を一戸建て住宅で再現
ヨーロッパを舞台にした物語に出てくる白いお城。その雰囲気を、珍しい白いレンガの外壁を用いて表現しています。もちろんレンガならではの断熱性や耐久性は茶色と変わりありません。
引用元:レンガ積みの家ケンブリック
http://www.kenbrick.co.jp/case/case7.html
ブラウンカラーが映えるレンガのお家
まるでお城のようなデザインは、アーチ型の窓や重厚感のあるモールディングなど細かい部分までこだわっています。玄関ポーチや窓の位置も緻密にプランニングすることで、ヨーロッパ風の家として、大きな存在感を発揮しています。
引用元:instagram
https://www.instagram.com/p/Cu5jmJgPyaf/
引用元:instagram
https://www.instagram.com/p/Cu5jmJgPyaf/
引用元:instagram
https://www.instagram.com/p/Cu5jmJgPyaf/
古城や教会のイメージ
ヨーロッパの古城や教会をイメージして造られた家です。アーチ型の窓、さらには三角塔など外観はもちろんですが、玄関の解放感や階段の吹き抜けも、まるで映画のワンシーンかのような「ヨーロッパ風の家」としての存在感が際立っています。
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/16747/
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/16747/
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/16747/
さりげないヨーロッパ風の家
ヨーロッパ風の家ではありますが「さりげなさ」が特徴です。大々的に「ヨーロッパ風の家」だとアピールしているのではなく、むしろ周囲に溶け込んでいるものの、近くで見ると「周りとどこか違う」と気付かされるスタイルです。
引用元:Taiki Corporation
https://taikihome.jp/works.html
引用元:Taiki Corporation
https://taikihome.jp/works.html
引用元:Taiki Corporation
https://taikihome.jp/works.html
三角塔のある非日常的な家
三角塔とレンガ積みの組み合わせが非日常感を高めています。また、レンガも一色ではなく、タスマニアレッドとオータムブラウンを組み合わせることで個性を演出。外観はヨーロッパ風の家ですが、制震ダンパーを採用するなど地震にも強い点が特徴です。
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/blank-6
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/blank-6
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/blank-6
モルタル造形が個性的な家
石積みやレンガだけではなく、モルタル造形を採用したことで歴史のあるヨーロッパ風の家としての存在感が際立ちました。アンティーク感やヴィンテージ感、さらには木製の扉など「ヨーロッパ風の家」と呼ぶに相応しい家です。
引用元:A-TECH DESIGN
https://www.a-techdesign.jp/1454/
引用元:A-TECH DESIGN
https://www.a-techdesign.jp/1454/
引用元:A-TECH DESIGN
https://www.a-techdesign.jp/1454/
パノラマ塔屋デザインの個性的な家
パノラマ・塔屋スタイルは日本の家屋ではなかなか見かけないもので、外観だけでも十分にヨーロッパ風の家としての個性を発揮しています。天井の高い解放感のある玄関やシャンデリアと、家の中に足を踏み入れることで、さらにヨーロッパの雰囲気を感じることができます。
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/17117/
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/17117/
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/17117/
レンガ積みヨーロッパ風の家
直線的なフォルムではありますが、出っ張った部分があるなどどこか個性を感じさせるデザインです。5台収容可能なカースペースにはドライガーデンも採用。家屋はもちろんですが、ガーデンと合わせてヨーロッパ風の家となりました。
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/2019
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/2019
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/2019
都会的なヨーロッパ風の家
フランスのデザインをベースに、装飾にこだわらずにシンプルなデザインを採用したことで、優雅な存在感を高めることに成功。まるでヨーロッパのお城を思わせるようなデザインが個性的です。
引用元:ブリリアントホーム
https://brillianthome-lli.com/about/design_lineup/#style_uf
引用元:ブリリアントホーム
https://brillianthome-lli.com/about/design_lineup/#style_uf
引用元:ブリリアントホーム
https://brillianthome-lli.com/about/design_lineup/#style_uf
ファザードのデザインが個性的な家
モールディングとアイアンワークを採用したイタリアンネイト的なテイストを採用。さらに大理石の床や広々とした解放感のある玄関ホールは、まるでヨーロッパ映画に出てくるようなシルエット。日常生活の中に「非日常」をもたらします。
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/2064/
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/2064/
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/2064/
タスマニアレッドのヨーロッパ風平屋
玄関アプローチまでレンガチップを敷き詰めることで、家はもちろん、敷地内までまるでヨーロッパにいるかのようなイメージを与えることに成功しました。軽くて耐久性に優れたアルデコを採用したことで、実際には見た目ほどの重量感がありません。
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/blank-3
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/blank-3
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/blank-3
ヨーロッパ風の家の種類
南欧風
フランスやスペイン、イタリアなどの地中海に面したリゾート地にある住宅をイメージしたテイストが南欧風です。定番は、赤い洋風瓦に塔のような円型スペース。地中海の風を感じさせるロマンティックな雰囲気の家です。
北欧風
スウェーデンの住宅をイメージした家が北欧風です。北欧の厳しい寒さに耐えられるよう防寒や断熱性に優れています。また、暗い冬を明るく過ごすため、内装のポップな配色も特徴です。森の中の家をイメージさせます。
北米風
ツーバーフォーやツーバイシックスの構造が北米風住宅です。日本の輸入住宅の基本となっています。北欧風と言っても、山小屋的なカナダ風やアメリカの田舎の一軒家風、など、異なるデザインが存在しています。木の素材感を活かしたデザインが多いです。
英国風
アンティークが似合うことに特徴があるのが英国風の家です。英国風の中にも、木の梁を活かしたチューダー風や絵本から抜け出したようなコッツウォルズ調、森の中の邸宅風、海岸リゾート風など様々なタイプがあります。
イタリア風
南欧風の中でイタリアに焦点を当てたのがイタリア風デザインです。シンプルで洗練されたデザインが特徴。アーチや柱などの装飾や明るい色調の壁を取り入れたデザインはイタリアネイト風と呼ばれています。美しくバランスの取れた外観がイタリア風の条件です。
チューダー風
英国風の中で15世紀末から17世紀初頭にかけて普及した建築様式をイメージしたものがチューダー風と呼ばれています。木造骨組みの外観と豪華な内装が特徴。歴史的な建築様式を再現していますが、暮らしやすさを重視していることも特徴的です。
ヨーロッパ風の家にするポイント
レンガや石造りを活用する
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/tasmania
レンガや石造りは日本の家屋ではなかなか見かけないものです。特にレンガは日本では珍しい点に加え、多くの人が「ヨーロッパ風」だと感じる素材で、採用するだけで手軽にヨーロッパ風の家としての個性を加えることができます。玄関口だけ、外壁だけなど部分的に採用するだけでも日本の家屋にはない、独特の存在感が高まるでしょう。
シャンデリアやアイアン素材のパーツ
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/2064/
シャンデリアやアイアン素材のパーツを上手く活用することで上質感・高級感だけではなく、ヨーロッパ風の家としての個性を付与することができます。豪邸のイメージが強いシャンデリアですが、サイズ感や素材も様々なので、気に入ったものがあれば取り入れてみると雰囲気が一気に変わります。
暖炉や薪ストーブ
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/437/
暖炉や薪ストーブを採用することでヨーロッパ風の家として演出できます。エアコンと比較すると、利便性においてはスイッチ一つでON・OFF可能なエアコンに軍配が上がりますが、暖房効果そのものは決して勝るとも劣りません。また、ヨーロッパ風の家としての個性を演出できる点はエアコンより優れています。
アーチ型の門戸や窓
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/さっちゃんパック-レンガのモデルハウス2021
日本の家屋の門戸や窓は基本的には直線でデザインされていますが、ヨーロッパ風の家ではアーチ型です。そのため、門戸や窓をアーチ型にするだけでも家の印象は大きく変わり、「ヨーロッパ風の家」としての存在感が高まります。
装飾の入った壁や柱
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/2064/
日本の家屋は壁や柱はシンプルなものが一般的ですが、ヨーロッパ風の家では装飾が入っています。草花や動物など、装飾のテーマも様々ではありますが、個性を打ち出すことでヨーロッパ風の家としてだけではなく「唯一無二のマイホーム」としての個性を加えることができます。
無垢材や大理石の床
引用元:ロビンスジャパン
https://www.sanyohome.info/tasmania
無垢材や大理石の床もヨーロッパ風の家を演出できる素材です。特に大理石の床はまだまだ日本の家屋では珍しい「非日常感」を備えており、ヨーロッパ風の家としての演出はもちろんですが、上質感・高級感の演出も可能です。
モザイクタイルやステンドグラス
引用元:ロビンスジャパン
https://arch-p.com/works/111/
モザイクタイルやステンドグラスは日本の家屋でもかつて流行していた時期があったことから、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。ヨーロッパ風の家の印象を与えるだけではなく、カラーリング次第で家の印象を変えることができることから、家の外観に個性を求める人から好まれています。
三角屋根
引用元:三陽ホーム
https://www.sanyohome.info/malaysia
三角屋根はまさに「ヨーロッパ風の家」を象徴するものです。童話に出てくるかのような、どこか非日常的なシルエットではありますが、ヨーロッパでは一般的なスタイルです。そのため、三角屋根を採用するだけで「ヨーロッパ風の家」の印象を与えることができます。